東京でポスティングを実施した場合、チラシの反応率はおよそ0.1%程度になります。業種やケースにもよりますが、0.01〜0.3%の間がほとんどです。

仮にチラシの反応率が0.1%だとして、利益は出ますか?

ポスティングを実施する際に、最も重要なのは費用対効果です。そこで、チラシの反応率は大きな要素となります。

チラシの反応率・反響率から考えて、ポスティングは効果があるのか、どうすれば利益アップにつながるのか、実績10年以上のポスティング業者の視点でお伝えします。ぜひ参考にしてください。

東京のチラシの反応率は0.01〜0.3%

東京でのチラシの反応率は、悪くて0.01%、良くて0.3%の間がほとんどです。業種やケースによって違いますが、まず目安としては高く見積もらずに0.1%として考えてください。

イメージとしては、1,000人にチラシを配って、1人から反応が出る。と捉えて頂ければOKです。

チラシへの反応1人あたりの費用は?

1人の反応(問い合わせ・来店・購入など)を獲得するのに、約1,000枚のチラシ配布が必要です。

チラシ1枚あたりの費用を5.0円として考えると、反応1つあたりの広告費用は5,000円 となります。

この場合、反応1つあたりの利益が5,000円以下なら、広告赤字です。実際、これは微妙なラインだと思います。赤字ではなくとも、なるべく費用よりも利益を増やしたいところです。

反応率0.1%で費用対効果は出ますか?

チラシの反応率が0.1%だと仮定すると、どうでしたか。ポスティングは費用の安い広告手段ですが、損益ベースで検討は必要です。

しかし、正しくポスティングを実施すれば、チラシから大きな利益アップにつながるのも事実です。

ポスティングでの費用対効果を高めるには「チラシの反応率を高める」あるいはポスティング費用を抑える」の2つの方針で考えましょう。

チラシの反応率を高める3つの方法

費用対効果を高める1つ目の方針として「チラシの反応率を高める」ことが考えられます。

チラシの反応率が2倍になれば、反応1人あたりの広告費用は2分の1になります。反応率が高いほど、ポスティングの費用対効果は上がります。

チラシの反応率を高めるには、以下の方法を実践してください。

チラシのターゲットに絞って届ける

まず、チラシのターゲットに絞って届けるようにしてください。チラシは「誰に届くか」で反応率に大きく差が出るからです。

例えば、子供向けのチラシなら子供のいる世帯に、お金のかかる商品なら購買力のある世帯に届けなくては反応も生まれません。

ですので、チラシのターゲットを明確にした上で、そうした層に届くのか?という視点で配布エリアや配布建物を決めましょう。ターゲットが絞られるチラシなら反応率アップにつながります。

確実に、狙った層にチラシを届けたい!という場合、反響ポスティングではターゲット層の住むマンションをしぼって配布するセグメントマンションポスティングも実施できます。

訴求力の高いチラシデザインを依頼する

訴求力の高いチラシデザインを依頼することも重要です。当然ですが、チラシを見て興味を持ってもらえなければ、問い合わせや来店につながらないからです。

考えてみてください。ポストに届くチラシのほとんどは、少し見ただけで捨てられます。住人の視点に立って、このチラシに興味が湧くか?という視点でデザインを検討しなくてはなりません。

ですので、チラシの訴求力を高めるために、プロに依頼するのがベストです。何よりも届いた人の興味をひくことを最優先で作成を依頼してください。

確実に反響を呼ぶチラシを作りたい!という場合、反響ポスティングでは長年の実績に基づいてチラシを作成するチラシデザインサービスも承っております。

効果測定をする

チラシから反響があったのかどうか、効果測定をしてください。効果を測定をして、反応率アップのために改善ができるからです。

例えば「チラシを見て来店した人の数」が分かれば、配布した枚数、エリア、チラシのデザインと照らし合わせて改善につなげられます。反応が良ければ続行し、反応が悪ければ変える。このくり返しが、チラシの反応率を高めます。

ですので、チラシの効果測定を忘れず行ってください。過去の事例から言っても、効果測定をされている方ほど、ポスティングで成果をあげられています。

東京でチラシの反応率が高いエリアは?

チラシの反応率を高める施策について見てきました。もし可能なら、配布地域を大きく変えると反応率も上がるかもしれません。

東京での高反響エリアとしては「平均年収の高い地域」「人口密度の高い地域」の2つが狙い目になります。

平均年収の高い地域

まず反応率の高いエリアは、平均年収の高いエリアです。住民の購買力が高いので、チラシを見て「お金がない」と諦めるパターンが少ないためです。

東京での平均年収の高いエリアは、港区千代田区渋谷区となっており、いずれも平均年収1,000万付近の高収入エリアです。都心を中心に年収が高い傾向にあります。

ですので、特に高額な商品などのチラシであれば、上記エリアを配布エリアに絞っても良いでしょう。また、住居形態(マンション、戸建て、アパート)によって世帯ごとの年収は違うため、地域だけでなく建物単位での狙いを定めるとより正確です。

人口密度の高い地域

人口密度の高い地域でもチラシの反応率が見込めます。人が狭い地域に密集しているため、特に店舗のチラシだと「近所にあるから行ってみよう」と思ってもらえる可能性が高く、反響につながります。

東京での人口密度の高い地域は、豊島区中野区荒川区墨田区台東区など。いずれも人口密度2万人/km2にもなる人口密集エリアです。

ですので、特に店舗型のビジネスであれば、基本は店舗の周りですが、人口密度の高い地区へチラシを配布すると効果が望めるかもしれません。

反応率に限界がある場合は?費用を抑えましょう

チラシの反応率にはどうしても限界があります。特に高単価な商品など特殊なチラシであるほど、反応率は低くなる傾向にあります。

そこで必要になるのは、反応1件あたりのポスティング費用を抑える方針です。

ポスティングの費用を抑えるには、以下の方法が実施できます。

配布期間を長くする

配布期間に余裕をもたせて長くすると、料金を抑えられます。

反響ポスティングの場合、A4サイズの1週間配布では1枚4.5円ですが、2週間では4円、1ヶ月配布で3.5円となります。チラシの配布が緊急でなければ、配布期間に余裕をもってポスティングを依頼してください。

配布部数を多くする

配布部数を多くすることで、多くの業者では割引に対応してくれます。

例えば数千枚程度ではなく10万枚単位での依頼ですと、費用を抑えて安く大量に配布できます。

紙を小さくする

掲載できる情報は少なくなりますが、チラシサイズを小さくすると料金が低くなります。

例えばB4サイズよりもA4サイズの小さめのチラシにすると、配布員の負担も軽くなるため、費用は抑えられます。

チラシを片面のみにする

チラシを片面のみにして裏面は他業者の広告にすると、当社では料金を1枚2円に抑えられます。

詳しくはコラボレーションポスティングのページをご覧ください。

成果報酬型のポスティングを活用する

成果報酬型のポスティングプラン活用すると、初期費用は無料になり、費用は成約による利益から歩合で発生します。

詳しくは反響報酬制ポスティングのページをご覧ください。

チラシの配布枚数はどれくらいがベスト?

チラシの反応数は「反応率 × 配布枚数」になりますので、どれくらいの配布枚数にするかも重要になります。

結論から言うと、商圏に対してできる限りの枚数を配布することをオススメします。あまりにも配布枚数が少なすぎると、反応率にばらつきが出て安定した効果が見えないためです。極端な例ですが、最初の5,000枚で反応がゼロでも、次の5,000枚で反応が多く出るような場合もあります。

東京でのポスティングの場合、人口密度は平均1.5万人/km2とかなり高いので、商圏だけでも大量のポスティングが可能です。ただ店舗から離れすぎると反応率はどうしても落ちます。反応率の低い地域に届けるよりは、同じ地域にくり返し配布するほうが無難でしょう。もちろん実店舗を持たないサービスであれば、広範囲に大量の配布を行っても問題ありません。

東京の各地域での実際の配布部数は、東京都のエリア詳細ページで紹介しています。

まとめ

東京でポスティングを行った場合、チラシの反応率は0.1〜0.3%だと考えてください。

その上で、チラシが利益アップにつながるのか?反応率を高められないか?費用を抑えられないか?を検討してください。

反響ポスティングでは1枚あたり3.5円〜ポスティングを承っております。費用対効果のあるポスティングを実施して、利益アップにつなげたい!という方は、ぜひご相談ください。

費用面での割引や、配布枚数、配布エリアの設定までサポートいたします。まずは料金の見積もりをしてみませんか?

お問い合わせページはこちら