ポスティングのエリア選定でお困りですね。

結論から言うと、チラシの配布エリアは大まかに決めた上で、業者に相談するのがベストです。というのも、エリアを最適な場所に絞り込むのはかなりの時間と労力を要するからです。

確かに一定のコツや手順はありますが、実績ある業者の知見に勝るものはありません。正確&迅速にポスティングのエリア選定を行うなら、最低限の部分だけで済ませ、あとは業者との相談で決めていくのが最良の方法です。

私たち自身も実績10年以上のポスティング業者として、チラシをどこに配布すれば反響が出るかを知っています。実際の配布地域は、チラシの目的やご希望に応じて提案しております。

ですので、もう迷わないでください。もっとも簡単で効果的なエリア選定の方法をお伝えしていきます。

なぜポスティングのエリア選定が大事なのか

内職スタッフ

本題に入る前に、なぜエリア選定を行うのか確認しましょう。

それは、エリアを意図的に選ぶことでチラシの反響率を上げられる可能性があるからです。

例えば近隣の地域であっても、自店舗に来やすいエリアと、そうでないエリアがあります。こうした微妙な特性を押さえた上で、優先度の高いところからチラシを配布すると、反響率のアップにもつながります。

つまり同じ枚数を配布するのでも、費用対効果を上げるようなエリアを選ぶことが、エリア選定の目的です。しかし、エリア選定だけで反響率が劇的に上がるとは限りません。時間をかけすぎずに、まずは必要最低限のエリア選定を行ってください。その上でプロに相談しましょう。

ポスティングのエリア選定3ステップ

ポスティングのエリア選定は、次の3ステップで行ってください。

ステップ1:チラシのタイプを明確にする

まず、チラシのタイプを明確にしてください。チラシのタイプによって、おおよその配布エリアを決める方針も分かれます。

チラシのタイプは、大きく次の3つに分けられます。どれに当てはまりますか。

    1. 実店舗の宣伝・集客(飲食店、美容室など)
      → 住人が店舗に来る可能性の見込める近隣エリア(=商圏)に配布しましょう
    2. 広範囲への宣伝・集客(ハウスクリーニング、中古買取、デリバリーなど)
      → あまりエリアは絞らず、広範囲に大量に配布することで費用を抑えしましょう。
    3. 特殊な商品サービスの宣伝・集客(不動産、リフォーム、子供向けスクールなど)
      → チラシ対象が狭くなるため、ターゲット層の住むエリア・建物に配布しましょう

チラシのタイプさえはっきりしていれば、方針は自然と決まります。

ステップ2:大まかな配布エリアを決める

次に、大まかなエリアを決めます。以下3パターンになります。

1.実店舗の集客の場合
お店を中心に、周辺の町丁を配布エリアとして選んでください。東京23区の場合、丁目あたり800〜1,000程度の配布部数になるため、10〜13の町丁でおよそ1万枚になります。そこからは予算の範囲内で配布する地域を広げてください。1〜2km圏内で2〜3万枚の配布部数になると思います。

2.広範囲の集客の場合
チラシでアプローチをしたいエリア(新規開拓をしたいエリアなど)を中心に、10万枚単位など大量の配布ができるように広く地域を決めてください。東京都23区の区1つあたりの配布数平均は16万部になりますので、狙う区の大部分を指定しても良いでしょう。

3.住人層の絞り込みが必要な場合
チラシのターゲットの条件を明確にしてください(40代男性・年収800万円以上など)。「〇〇区のXXな住人へチラシを届けたい」というところまで決まっていればOKです。ここから先は届けるエリアよりも建物の選定が必要になるため、ポスティング業者との相談になります。

ステップ3:業者に相談する

最後に、大まかな配布エリアをもとに業者に相談します。ここで細かい希望を伝えましょう。

細かく調整する必要があることは、以下のような例です。

  • 対象の建物:エリアの全ての建物に配布するのか、特定の建物の種類(マンション、戸建てなど)に配布するのか
  • 優先度の低い地域の割り出し:住民が少ない等、配っても効果が薄い地域を配布エリアから除けないか
  • セグメント配布の有無:中心となるターゲット像(年齢層、性別など)の多いエリア・住居に絞って配布するべきか

以上のポイントは、業者に相談いただいたほうが良い結果につながります。反響ポスティングでも、過去のポスティング事例の蓄積から、最適な配布プランを提案しています。ぜひご相談ください。

ポスティングエリア選定の例

参考までに、東京都でのポスティングエリア選定の例をご紹介いたします。

飲食店の集客チラシのエリア選定

  • エリア:目黒区
  • 配布地域:中根12、八雲1245、平町12、碑文谷34、柿の木坂12
  • 配布枚数:約13,000枚
  • 費用:52,000円

店舗の商圏1km圏内にチラシを配布。店舗近くの駅を最寄り駅として使う住民のエリアを優先。

ハウスクリーニングチラシのエリア選定

  • エリア:世田谷区
  • 配布地域:北沢エリア、代沢エリア(北沢、代田、太子堂など)
  • 配布枚数:約100,000枚
  • 費用:200,000円 (※コラボレーションポスティングを使用)

新規開拓のため、23区で人口トップの世田谷区民に広くアプローチ。

不動産チラシのエリア選定

引っ越し需要のある高年収ファミリー層の住むマンションを絞ってチラシを配布。

エリア選定でポスティング費用を抑えるには?

配布エリアの選定によって、ポスティングの費用も変わります。なるべく費用を抑えるには、エリアを絞りこみすぎないことも大切です。

特に、マンションや戸建てなど、建物を指定する配布は料金が高くなります。大きな理由がなければ全ての建物に配布する軒並み配布で依頼しましょう。軒並み配布なら、戸建てもマンションも逃さない上に、料金もいちばん低くなります。

特殊な場合を除き、まずはあまり絞りこまずにチラシを配布してみることをおすすめします。

GISデータを使ったエリア選定とは?

GIS クロス集計

GISデータによるエリア選定も、ポスティングにおいて効果的です。

GISデータとは、簡単に言うと「どの地域にどんな住民がどれだけ住んでいるか」のデータです。このGISデータを用いると、ポスティングのターゲット属性に近いエリアに絞って配布することも可能になります。

例えば、大まかに出した商圏エリアの中から「20代女性」が多いエリアを優先的に選ぶような活用ができます。

こうしたGISによる配布エリアの選定も行っていますので、ぜひご相談ください。詳しくはGISポスティングのページでご案内しています。

まとめ

東京都でポスティングをする際にエリア選定で迷ったら、まずはチラシの目的にそって大まかにエリアを決めてください。その上で業者に相談するのがもっとも確実です。リサーチや選定に時間をかけるくらいなら、まずはプロに相談してみましょう。

反響ポスティングでは東京都でのポスティングを1枚3.5円〜承っております。効果のあるエリアにポスティングをして、利益につなげたい!という方は、ぜひご相談ください。

配布エリアの設定はもちろん、費用面での割引などもサポートいたします。まずは料金の見積もりをしてみませんか?

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